ブタ(豚肉)雌雄判別検査

ブタのイメージ写真

基本情報

豚肉のDNAを分析し、雄性染色体Yの有無を識別することで、検体のオス・メスを判定します。

検査コード NS07J
標準価格(税抜) 30,000円
所要日数 お問い合わせ
検出検体 精肉100g以上もしくはご相談

詳細

試験法 『C. G. Lucas et al., Transgenic research, 2020』準拠
測定法 標的特異的PCRならびに電気泳動法
検出対象 性染色体に特異的な多型を示す遺伝子領域(DDX3X/Y)

日本食品遺伝科学のブタ(豚肉)雌雄判別検査について

ウシやブタなどの哺乳類では、X染色体をホモで持つ「XX型」がメス、Y染色体をヘテロで持つ「XY型」がオスになります。そのため、任意の手段でY染色体の有無を確認することにより、検体の性別を調べることができます。

当社の「ブタ(豚肉)雌雄判別検査」では、このY染色体を検出するため、DEAD-boxヘリカーゼ遺伝子(DDX3)を標的にしています。DDX3はX・Y双方の染色体上に存在しますが、両者を比較すると、Y染色体のDDX3はより長いDNA鎖長(ブタでは+60塩基)であることが知られています。したがってオスのDDX3をDNAフラグメント解析すると、長さが異なる2本のDNAバンドが観測されるため、メスの場合と明瞭に区別することが可能です。

本検査は以下の手順で進行します。

 1.試料のサンプリング、2.DNA抽出、3.PCR増幅、4.DNAフラグメント解析、5.判定、6.ご報告

※ フリーマーチンや染色体転座などにより、外見の性別と検査結果が一致しない場合が低確率であります。

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検査依頼書ダウンロード

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