ロゴに込めた想い

株式会社日本食品遺伝科学のロゴ

私たち株式会社日本食品遺伝科学(JFG)の企業ロゴは、「DNA」「植物」「飛翔する鳥」という3つのモチーフが重なり合い、総体として私たちの事業にかける信念や社会への約束、そして食の未来への想いを形にしています。

ロゴの基盤となる二重らせん構造は、生命の設計図である「DNA」と、天に向かって伸びる「植物」を重ね合わせたモチーフです。

■ DNA ― 揺るぎない科学的真実の象徴

DNAの二重らせんは、私たちの事業の中核であるDNA分析技術そのものを象徴しています。DNAは、あらゆる生命の情報を記録した設計図です。私たちはこの設計図を読み解く科学的な知見を活かし、食品に関する情報を明らかにしています。

■ 植物 ― 食の源泉と自然への敬意

同時に、この二重らせんは天に向かって伸びていく植物の姿も表しています。大地に根を張り、芽吹き、育っていく植物は、私たちの食卓に並ぶすべての食品の「源泉」であり、自然の恵みそのものです。私たちは、この大いなる自然への敬意を常に忘れません。

そして、らせんを繋ぐ水平のラインは、鳥が羽を休め、次なる飛翔に備える「止まり木」です。これは、私たちの分析が、自然という土台と科学という幹にしっかりと支えられていることの証です。確固たる基盤があるからこそ、私たちは次なる未来へと飛翔できるのです。

力強く飛び立つ鳥の姿は、私たちの社会における役割と未来へのビジョンを象徴しています。

■ 安心を届けるメッセンジャー

鳥は古来より、吉報や大切な便りを運ぶ存在とされてきました。私たちはDNA分析という科学の言葉を、「安心」という形に変えて、すべての人に届ける役割を担います。

■ 未来を俯瞰する視点

大空を舞う鳥は、地上からは見えない広い視野で世界を俯瞰します。私たちも目先の課題だけでなく、食の未来全体を見通し、社会が抱える本質的な課題の解決を目指します。

■ 革新と発展への飛翔

この鳥は、止まり木から勢いよく未来へ向かって羽ばたいています。これは、私たちが現状に甘んじることなく、常に技術を革新し、より安全で豊かな食の未来を切り拓いていくという、挑戦と躍進の精神を象徴しています。

DNAというミクロの科学的視点と、植物というマクロの生命観。そして飛翔する鳥が見据える未来への視点。この三つを融合させたモチーフは、「DNA分析で、食の未来を健やかに。」という、JFGの基本姿勢を物語っています。

このロゴを構成する二つの青色にも、私たちの哲学が込められています。

■ 澄んだ青(#1F93D3)

飛翔する鳥に使われているこの色は、「希望」「明瞭さ」「未来」を象徴します。私たちの分析がもたらすクリアな事実と、その先にある明るい食の未来を表しています。

■ 深い青(#1963A6)

DNA/植物に使われているこの青は、「信頼」「専門性」「深遠な科学」を象徴します。JFGが誇る確かな分析技術と、食の安全に対する誠実で中立的な姿勢を表す、私たちの基盤となる色です。

深い青の「科学技術」による基盤があるからこそ、澄んだ青の「希望に満ちた未来」へ羽ばたける。この二つの青の調和は、JFGの価値そのものを視覚的に表現しています。

社名に込めた想い:JFGが目指すもの

社名の前半、「日本」と「食品」。これは、私たちの活動の舞台であり、守るべき対象そのものです。

日本には、世界に誇る豊かな食文化があります。四季折々の旬の恵み、地域に根差した伝統食、そして生産者の方々が丹精込めて作り上げた食材の数々。私たちは、この素晴らしい「日本の食」に対して、深い敬意を抱いています。

だからこそ、私たちは、日本の食卓に並ぶすべての食品が、安心と喜びに満ちたものであってほしい。その一心で、日々の事業に取り組んでいます。

社名の後半を成す、「遺伝科学」。これは、「遺伝子」という生命の情報と、それを解き明かす「科学」を組み合わせた言葉です。

食品の内に秘められた目に見えない情報を、DNA分析の力で、誰もがわかる「安心」のかたちへかえてゆくこと。それが、「遺伝科学」という言葉に込めた私たちの使命です。

「日本」の豊かな土壌で、
「食品」に宿る価値を守り、
「遺伝」という生命の根源に迫ることで、
「科学」的な価値を社会に提供する。

社名「株式会社日本食品遺伝科学」は、私たちにとって単なる記号ではありません。お客様、そして社会全体に対する私たちの誓いそのものです。

この社名・ロゴに込めた想いとともに、JFGはこれからも、科学と自然への敬意を忘れず、誠実に、そして情熱をもって、食の安全と輝く未来に貢献してまいります。